仏壇ひとつでこんな光景が展開されるんですね。

この度、御社東京店より仏壇・仏具を購入させて頂きました、東京在住の佐野と申します。
おかげさまで、大変満足の行く仏壇を設えることが出来ましたので、一言、御礼申し上げる次第です。

母が8月に99歳で大往生を遂げました。私自体は二人兄弟の次男なのですが、距離的なこともあり、お墓・仏壇を預かることになりました。
兄より、亡き父親が40年前に購入した仏壇はあちこち壊れてしまっているし、母が残してくれたものもあるので、この際、今風な物を新調しなさいとのお達しがありました。

仏壇を自分が買う・・・ということは想定外のことでしたのでびっくりしまして。調べてみて、(私共は真宗大谷派なのですが)、よくよく仏壇を見てみますと、御本尊から何やら、宗派のものとは全く違うことが分かりまして、唖然と致しました。
(兄が言うには、浅草の仏具屋さんから担いで帰って来たとのことでしたが。)

おかしな話ですが、家内は鶴亀燭台が気に入ってしまったようで、「ちゃんと、お東さん仕様の仏壇を作りましょ!」と気合が入っております。
さて、地元を始めに、霊園から紹介してもらった所やら、大手のチェーン店やら、仏具屋さん廻りをしてみたのですが・・・
気に入った仏壇があってもやたら高価だったり、仏壇そのものは安くても、御本尊や法名軸にとんでもない値段がついていたりと、難儀しました。
そこでふと、「大谷派専門の仏具屋さんがあるのではないか?」と思いつきまして、
ネットで検索してみましたら、一番上のWikipediaに㈱小堀が解説されており、御社にたどりついた次第です。
(実は、お寺に仏壇の相談に行った際に、住職が「こぼりさん・・・」と、つぶやいておられたのですが、御社のことだったのですね。)
早速、東京店を偵察(大変失礼な言い方で申し訳ありません)することにし、お訪ねした訳です。
まず、門のショールームの方に、8桁の金額の仏壇が展示してありびっくりしたり、また、カラフルな切籠灯籠に目を奪われ、「親父が飾っていた盆提灯はいったい何だったんだ?」と思いつつ店内に入らせて頂きました。
今回、恥かしながら大谷派の作法、流儀を初めて知った所が多々ありまして、特に、「お線香を横に置くと言っても、小さい仏壇のどこにそんなスペースあるんだ?」と思っていたのですが、小さく切った大谷派用のものを目にして納得。
それと、御社ホームページで知った、「お仏壇ものがたり」を見つけ、購入致しました。
この時対応頂いたのが店長の小澤様でして、「ご予算に応じて、色々と見積しますから」と、全く押し付けがましくなく仰って頂きました。
ついでに仏壇仏具通り商店街を歩いてみたのですが、ちょっと店の前で足を止めようものなら、わっ!と店員さんが突進してきて、じっくり品定めをする間もなく辟易していましたので、ご対応はとても清清しいものでした。
帰宅しまして、御社にカタログの送付をお願いした所、すぐに届きまして、それに添付されていた仏壇と仏具のセットの中で、「くるみ」が気に入り、値段も手頃でしたので、早速実物を確認しに東京店に伺いました。
小澤様にサイズを変えた場合の、3種類の見積を直ぐに作成して頂きました。
(なにせ、小さいマンション住まいなもので・・・)
その週末、家内と共に契約に伺ったのですが・・・「今週末くらいに家内と来ます」と言っただけで、特に約束をした訳でもないのに、2階にあった各サイズの見本品が仏具とセットで1階に準備されていました。大変、恐縮しました。仏具を再度、家内にも、ひとつひとつ丁寧に説明頂いた次第です。

御本尊は、御社製の職人さん手書きの品を求めたのですが、1枚1枚、微妙に表情が違うのが何とも微笑ましく、選ぶのが楽しかったです。中に1枚、厳しかった母親がまるで見張っているかの様な、お顔のがありまして、家内共々苦笑してしまいましたが、さすがにこの御本尊様に来て頂くのは勘弁してもらい、家内の母親に似た、優しい表情の御本尊をお招きすることに致しました。
9月24日に社員の方(お名前を失念しました)に納品、セットして頂いた際も、ご飯の盛り方を始め、さらに細々したことも教えて貰い、家内も感心しきりでした。
来訪した兄夫婦に、「おおっ!いいな!」と言われ、受売りながら、得意満面に仏具の解説をする家内、仏壇ひとつでこんな光景が展開されるんですね。
一昨日に四十九日法要、納棺の儀式の幹事役を終え、ほっとした気持ちで仏壇に向かい合いますと、御社から購入出来て本当に良かったと思います。
(切籠灯籠半対を加えても、30万円に満たない金額の購入で、偉そうなことを言うのは何とも気が引けるのですが・・・)
今は、インターネットのクリックひとつで何でも買えますから、同じ様な物を安く揃えようと思えば、それは出来たかもしれません。
でもそれを、宅急便でどん!と配達されるのは良いものではないと思います。何より、今後色々なことを相談出来るのがなんとも心強いばかりで、機会をもって、御社とのことは子供達にも伝えるつもりです。

一度、京都東本願寺に参拝したいと思っており、その際には御社の工房見学もさせて頂ければ考えてもおります。ちょっとお礼を、と思い書き始めましたら、何だか感想文みたいになってしまいました。長々と申し訳ありません。ありがとうございました。御社のご発展をお祈りしつつ、筆?を置きたいと思います。

平成25年10月1日 東京都在住 佐野様

The following two tabs change content below.

返信を残す